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2011/11/19 (Sat) いちばん東のヨーロッパ 【13日目 -後篇-】

9月1日(木)つづき


さて、バスの車窓写真も撮り、落ち着いたところで、さっそくさっき買ってきたピザで朝ごはん。
まだちょっとあったかくておいしい~。お腹減ってると尚更。
もう一つのサンドイッチも入りそうだったので、食べてしまう。
バスはしばらく町中を走ったのち、すぐに大きな幹線道路へ入り、見渡す限り草原という景色が続く。
12:00 トイレ休憩。
14:10 シビウ到着。
むむむ!? 周囲を見渡しながら手持ちの地図と見比べるものの、シビウに2つあるバスターミナルのうち、どうやら中心から離れてるほうに着いてしまったらしい。
めんどくさいけど歩ける距離のはずだし頑張るか。
今日の宿はネットで予約してあり、シビウの中心地である統一広場から数分のところに位置しているはずだったから、とりあえず統一広場まで行ってみよう、と歩き出す。

20分後 統一広場に到着。
朝とは打って変わって、陽が出てくると一気に夏。ちょっと暑い。
広場は洗練されたデザインタイルが敷き詰められていて、カフェやレストランが軒を並べるおしゃれな雰囲気。
平日にも関わらず、かなり賑わいもある。サングラスをかけてキャミソール一枚の女性やら、バカンスっぽいカップルやグループばかりが目に入り、急に西欧に切り替わったかの印象。

広場まで来たからもうホテルまではすぐのはず…
と思ったのが大きな間違いだった。
探せども探せども、それらしき場所にホテルの看板が見つからない。
サイトからネット予約した際に、ホテル外観の写真や地図も見て、プリントアウトできないので、写真は記憶し場所はガイドブックに印付けておいたから間違えるはずはないのに…

30分経過。人に尋ねる作戦にでる。
しかしなぜかすぐ側にあるはずのホテルを誰も知らない。

1時間経過。背負ってるフル装備の荷物が肩に食い込んできて、体力的にも限界を感じ始める。ちくしょー。この炎天下になんでこんな目に…。
一度座ったら余計辛くなるような気もしたが、とにかく木陰を見つけてちょっと休憩する。ゴクゴクと水分補給。何度もみたガイドブックの地図をもう一度確認。
いったい何がいけないんだろう。何か目印を勘違いしているのか。なんで誰もホテルの名前を知らないのか。私はいったいどこへ来てしまったのか。確かなものは何もなく、頼れるものも何もなかった。その事実を突きつけられて、ものすごい不安に感じたのはこれが初めてだったかもしれない。
いろいろ考えたが一向にいい方法が思いつかない。
もちろん観光地なので他にホテルはあるのだが、広場付近で手ごろな値段のホテルを見つけるのはなかなか手間がかかりそうだったし、予約済みなのでキャンセル料も含めて考えるとダブルで出費が痛い。
やっぱり予約したホテルをなんとかして見つけたいところだ。

とにかく、もう一度、あの辺りを廻ってみよう。
そう決意して再び荷物を背負って歩き出した。

同じ場所をさらに2~3回は歩き回っただろうか。
時刻は15:30すぎ。
小さい路地で、お店のドアから顔を出していたおばちゃんに、またダメ元でホテルを知っているかと尋ねる。
するとやっぱり知らないとの答え。
意気消沈して去って行こうとすると、おばちゃんは私を引き留めて、ちょっと待ってなさい、というジェスチャーでお隣さんへ。お隣さんに訊いてくれ、さらに通りがかったご近所おばちゃん仲間にも訊いてくれる。
それでもダメ。
片言の英語で他の近くのホテルを紹介してくれたおばちゃんに、ネットで見つけて予約してあるからと伝えると、さらにそれをご近所おばちゃんにも伝達。すると、そのおばちゃん、今度はケータイで何処かへTEL。そしてメモし始めた。どうやら家にいる息子さんに電話してネットで検索してくれたよう。
そして、とうとうホテルの場所が判明!
と同時に驚愕の事実を知ることに。
場所が全然違ってた!!!

なんせおばちゃんが手書きで地図書いてくれながら、何度も何度も道順を説明してくれたくらい、ちょっとやそっとでは自力でたどり着けないであろう、全くの違う方向の住宅街に位置していたのです!
そこをまっすぐ歩いてそこの角を左で、階段を下りてしばらくまっすぐで、公園の中を突っ切って、大きな交差点と横断歩道があるからそれをちょっとこう行ってから右に曲がって、大きな通りに出るからそれをしばらく行ってそしたらそのうち左手に見えてくるからね。大丈夫?わかった?
てな感じで、横断歩道という単語なんてお互いまったく言えてないけれど、おばちゃんの手書き地図と精一杯のジェスチャーで充分伝わるんだよね、こういうときって。

何度も繰り返してくれて道順を理解できたところで、おばちゃんも安心し、もう一人の電話かけてくれたおばちゃんは、ありがとうとお礼を言うとじゃあねと去って行った。
さて、お店のおばちゃんは自分の商売を忘れてなかったようで、ここからお土産おすすめトークがスタート。(笑)
まあ、これまでの親切を考えたら、さもありなんと思い、何か一つくらいは買わないとと物色。
すると思いがけず「これは!!」というポストカードセットを発見。19世紀のシビウの街並みを描いたクラシックテイストなカラー版画のようなイラストのもので、おばちゃんがすすめてくれてたマグネットとかペンとかの5~6倍の値段ついてたけど即決しました。
そして、笑顔のおばちゃんに見送られ、ありがとう~!とようやく正しいホテルの方角へ歩み出したのでした。
この時点で早16時すぎ。

20~30分後、何度も思い描いたホテルの看板をようやく発見。
ああ、これで今日の行動はようやく終わった~。あとはゆっくりできるのだ~!
という思いと、なんだって地図が間違ってるためにこんなに体力を削られて、異国で途方にくれにゃならんのだ、という不満が入り混じったままホテルフロントへ。
そして、滞在5分足らずで、元の格好のままホテルのドアから出ていく私。
何があったか。
ええ、出てきたホテルのフロントマンに、今後の改善も踏まえて地図の件を伝えました。
すると、全然我関せずという態度に、今までの苦労や疲れもあって沸々と湧き上がるイライラ。日本人と同じ対応は求めてないけど、それにしたってもう少し取るべき態度があるだろうと。
PC出して、サイト上で自分とこのホテルの所在地がどういうことになってるのか教えてあげなきゃわかんないのかコイツ、と思ってPC取り出すも、「で、泊まるの泊まらないの?」って訊いてくる無神経さに、私の怒りメーターは振り切れた。このホテルに我慢して泊まって、これ以上不快な思いしたくないしと判断。「じゃあ泊まらない。泊まりたくない。」「あっそう。バイバイ。」で、出てきました。

また中心まで戻ってホテル探しイチから始める気力はなかったし、
メインとなる広場の雰囲気は掴めたし、
正直おしゃれすぎたし、
ステキな雰囲気の絵葉書には巡り合えたのだから、
もうこの町はこれで去っても悔いはないという結論に。
このまま、次の目的地として考えていたシギショアラという町まで今日中に移動してしまうことにし、駅へ向かう。

17時頃
途中見つけた小さい商店(マガジン)で、水分補給に飲み物とちょっとしたスナック菓子と飲むヨーグルトを購入。
疲れたからかヨーグルトが美味すぎる!
トルコの時にもお世話になった、アイランという塩味の効いた飲むヨーグルトがあるんだけど、それ以来なんだか夏場にヨーグルト飲みたくなるのです。(このときはアイランはなかったので、イチゴ味でしたが。)

駅に辿り着き、シギショアラ行きの便を調べてもらうと19:28発だった。
18時ごろの急行便があったのだが、それは予約がないと乗れないらしい。
シギショアラ着は22時前と遅くなるが仕方あるまい。
駅の待合室のベンチで、これまでの経緯を勢いよく書き込んでるとあっという間に乗車時間になっていた。
M0014139[1]

M0014141[1]

19:28 シビウ発
M0014143[1]

M0014145[1]
電車はこの旅始まって以来の最新型で、向かいに座ったお姉さんはモード系雑誌をさっきから真剣に読んでいる。
発車時刻が近づくと、通勤・通学帰りの人でほどほどに車車内が賑わってきた。
私は久々に登場させたipodで音楽聴きながら、窓の外みて放心してた。
M0014155[1]
やがて、乗客はどんどん下車していき、一時間もするとかなり席はまばらに。
日が落ちたせいもあり、気温が下がり、比例して私の体調も悪化。
鼻水・くしゃみが激しい。

21:52 シギショアラ着
シビウよりも田舎なのか駅前は静かで真っ暗だったが、目星を付けたホテルが駅前にあって助かった。
一階は地元民が集うレストランになっていて、2階がペンション。
シャワー・トイレは共同で一つしかないが、こじんまりした素朴な部屋はほどよく落ち着けた。
M0014157[1]

ふう。
今日の移動時間21時間也。
よく移動し、よく歩いたよ、全く。
就寝時間、記入なし。
夕飯も食べてないみたいだけど、どうしたんだっけかな…?

------------------------------------
・宿代 2泊 110Lei 
・旅代(食・交通・観光)86Lei 
・その他(買い物) 
------------------------------------
1Lei ≒27円

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おおっ 

大変やったね~。怒りメーターも振り切れるわな。
ホテルへの道を教えてくれたおばちゃんが
ちゃんと商売忘れないあたりが面白い。笑

あと、今まで生きてて、
さもありなんて言葉を使った事がないので、
それも何か面白かった( ´ ▽ ` )

2011/11/20 13:32 | のび太 [ 編集 ]


 

商魂たくましいおばちゃんと、憎らしいフロントマンと。
旅先で出会った人の印象は強烈で、シビウは短い滞在時間にも関わらず良くも悪くも思い出の町になりました。

“さもありなん”使い方あってます??
わたしの脳みそは整理整頓がなってないようで、たまにヘンなところからストックが飛び出してきます。
他に「いい塩梅」とか言って笑われたり。
今後もちょこちょこ登場するかもしれませんので、お楽しみに!?

2011/11/21 00:11 | アオネコ [ 編集 ]


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  • 金魚と暮らす日々。
    日常のとりとめもない話を気まぐれに更新しています。
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    いつになったら何か見つかるのだろうか。

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