--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2011/11/01 (Tue) いちばん東のヨーロッパ 【10日目 -後篇-】

つづき。


この日の出来事の中でも、特に個人的に感動したのが、この木製の電柱でした。
M0013805[1]
動いている列車から必死で撮った写真で様子がわかるかどうか不安ですが、この横のラインに並んだグリーンの硝子の碍子(絶縁体)が現役で使われていることに驚いたのです。
欧米などではコレクターがいるというくらい人気のあるこの碍子、存在をを知ったのは鳩山郁子さんの作品の中でのこと。
それまで見たことも聞いたこともなかったのに、それ以来いつしかちょっとしたロマンを感じるように。
だけど、まさかルーマニアでこんな形で出会えるとは……!
しかも現役で。

たくさん並んでいると太陽の光に透かされて、いろいろな濃さのグリーンに表情を変えて、とってもきれいでした。
できるなら車窓から飛び出して手に取りたいくらいだー。

M0013847[1]
メーカーとか型番によって、ほんとはいろんな種類があるらしいです。

M0013849[1]

M0013850[1]

M0013856[1]

M0013867[1]

M0013875[1]
ガタゴト音を立てながら橋を渡る。

18:46 徐々に日が傾いてきて、各駅停車の駅間隔も伸びてきた。
外の緑はまた、違った美しさを見せている。
まるで絨毯みたいな一面の緑。
伸び出した木の枝が電車の窓をたまに撫でていく。
人々はそろそろ野良仕事を終えて、家に向かう時間だ。
誰かの名画に出てきたような、大きな鍬を肩に担いで並んで家路に向かう農夫さん2人組の姿も見えた。
なんだかちょっと涙が出てきて、こういうのが本当の“暮らし”っていうものなんじゃないかな、と思うじぶんがいた。
ルーマニアに限らなくても、場所がどこでも構わないんだけど、
今の場所でもいいし、他の場所でもいいんだけど、
ちゃんと自分の場所で地に足着いて生きていくこと。
そういうものが感じられる暮らし。

M0013889[1]

M0013891[1]

M0013904[1]

M0013901[1]

19:19頃 シゲット・マルマツィエイ駅、ようやく到着!
地方らしい佇まいの駅でした。
もう日暮れまでわずかなので、写真は翌日に回してさくさくと町の中心まで20分ほど歩く。
ちょっとバテつつ、ガイドブックで目星を付けていた宿で即決。
荷物を置いたら、夕飯を食べられるレストランを探しに。
日没後の初めての町は心細いったらないので、気が急いてしまうが、ホテルから数分のところでなんとか手頃そうなレストランを見つけて入る。
入ってすぐ、思ったよりバーやカフェに近い店内の様子を見て一瞬失敗したかなと思ったが、奥のカウンターにいた女の子に「ダッチミー・メニュート?」と声をかけると、私の顔を見てすぐに英語に切り替えてくれ、仕切られた隣のレストランスペースのテーブルへ案内してくれた。

メニューに英語併記してあるだけでも助かったが、なんといってもその18歳くらいの女の子、愛嬌があってとても可愛く、こちらのメニュー選びにもいろいろ相談に乗ってくれた。
その途中で、お店でお茶しながら勉強していた彼氏さんがその子の側へやってきて「じゃあまたね!」とほっぺにキスして帰っていったりと、なんだかこちらまで微笑ましくなる。
どうやら家族経営のレストラン兼カフェらしく、全体的にとてもアットホームなのだ。
選んだメニューは、チョルバ・デ・ブルタとミティティ(ルーマニアの伝統的肉団子)とチャイとパン。
客席のすぐ向こうにあるキッチンで作り、小窓から料理が出てくる仕組みになっていて、女の子が忙しく動いていtる様子が垣間見えた。
その間にもカフェのおじさんたちからオーダーが入ったりと忙しそうだったので、小窓に出された料理を自分で勝手に運んできていたら女の子に見つかり、
「もー、あなたが運んじゃったら私の仕事がなくなっちゃうじゃない!(笑)」
とか叱られたりしながら、私も言い訳したりして2人して大笑い。
味もどれも美味しくてしかも安く、雰囲気もすっかり気に入った私は滞在中毎日通うことになるのでした。
(このときはカメラを持って出るの忘れ写真撮れず)

朝昼と簡単にしか食べていなかったお腹もかなり満たされて、レストランを出る頃。
外はもう日が暮れて夜だったけれど、行きのように心細い気はしなかった。

部屋に戻り、荷物を整理したりしながら、テレビつけようとしたら、なんとそこのコンセント内部がイカレてるらしく、テレビのコンセントを挿して電源を入れると火花が散る。フロントに言いに行かねばと思うが、もういまさら部屋変えてもらうのがめんどくさいのと、まあテレビくらい見れなくてもいっか、という結論に至り思い直した。

たぶん1~2時ごろ 就寝。
ルーマニアもちょっといいな、と思い始めた日。

ウクライナ・ルーマニア・ブルガリア旅行記 | trackback(0) | comment(2) |


<<いちばん東のヨーロッパ 【11日目】 | TOP | いちばん東のヨーロッパ 【10日目-前篇-】>>

comment











管理人のみ閲覧OK


 

旅にだいぶ慣れて余裕が出てきた感じだね
旅で出会った人たちのアオネコちゃんへの優しさが伝わります♪おいしい料理は写真載せないといけないよ。花より団子のお母さんより要求します(笑)

2011/11/02 00:48 | すーちゃん=お母さん [ 編集 ]


 

うーん、依然として余裕はあまりなかったり(笑)
たぶんこの日はずっと電車の中だったので、体力的・時間的には余裕があったかもしれません。
写真、要求されてもないものは出せませーん!(笑)
でもご安心を、翌日以降もほとんど同じメニュー食べてますので、そちらでご確認ください。

2011/11/02 21:47 | アオネコ [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://tenuguikinngyo.blog15.fc2.com/tb.php/621-bf912a43

| TOP |

プロフィール

アオネコ

  • Author:アオネコ
  • 金魚と暮らす日々。
    日常のとりとめもない話を気まぐれに更新しています。
    ただ今は丹頂の「蝶子」、らんちゅうのイチとナナ、2つの水槽と一緒です。
    いつになったら何か見つかるのだろうか。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。